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対米ドル・対ポンドともに上昇したユーロの上値余地を注視か

相場レポート

対米ドル・対ポンドともに上昇したユーロの上値余地を注視か

対米ドル・対ポンドともに上昇したユーロの上値余地を注視か
本日のポイント
  1. スイス・消費者物価指数
  2. 欧・ユーロ圏投資家センチメント指数

先週末の米国通貨は、1日に発表された米・2月ミシガン大消費者信頼感指数が、前月の79.6から大幅に下振れ76.9となったことで、米ドルが米国時間で全面的に下落した。ユーロ米ドルは1.0798から1.0842まで上昇。日足200EMAが下値サポートとなり、ライン反発をした。ユーロ米ドルはテクニカル的には、週足20MAでの反発を見せているため、週始めのユーロ米ドルが上伸するのか注目したい。

欧州通貨は、欧・2月消費者物価指数(HICP)が発表され、コア前年比で前月の3.3%から3.1%に0.2ポイント低下したにも関わらず、ユーロが対ポンドで上昇した。ユーロポンドは0.8554から0.8575まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+3σを大きく上抜けた。日足では20MAに沿っての上昇トレンドに入るかの境界線に差し掛かっているため、欧州時間でポンドが弱含むのか注視したい。

本日は、8:50に日・マネタリーベース、9:30に韓・製造業PMI、豪・住宅建設許可、16:00にトルコ・消費者物価指数、トルコ・生産者物価指数、16:30にスイス・消費者物価指数、16:45に仏・財政収支、18:00に欧・ユーロ圏投資家センチメント指数、21:00にメキシコ・総固定資産形成、25:00に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、25:30に米・6ヶ月債入札がある予定だ。対米ドル・対ポンドともに上昇したユーロの上値余地を慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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