対円・対ユーロともに上昇した米ドルの上昇余地に注目か
2024.02.26
- 日・企業向けサービス業価格指数
- 米・新築住宅販売件数
先週末の米国通貨は、米ドルが対円で往って来いとなった。米ドル円は150.769まで上昇後、150.293まで反落。時間足20MAを挟んでの値動きとなった。なお週足では4週連続陽線となっているが、週足RSIでのダイバージェンスは起きていないため、週始めに米ドルが対円で調整下落の値動きを見せるのか、注目したい。
欧州通貨は、23日に発表された独・2月IFO景況感指数が、前月の85.2から85.5へ小幅上昇したにも関わらず、ユーロが対米ドルで上ヒゲ陽線となった。ユーロ米ドルは時間足20MAを挟んでの小動きとなり、いったん75MAからの上昇を試みるも反落。4時間足200SMAにタッチしてからの反落が見られた。このままユーロが対米ドルで反落するのか、方向性を慎重に注視したい。
本日は、8:50に日・企業向けサービス業価格指数、14:00にシンガポール・鉱工業生産指数、18:00に英・ブリーデンBOE副総裁の発言、20:00に英・ピルMPC委員の発言、23:00にイスラエル・基準金利、米・新築住宅販売件数、24:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、25:30に米・2年債入札、27:00に米・5年債入札がある予定だ。対円・対ユーロともに上昇した米ドルの上昇余地に注目したい。
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