ユーロ円の上昇余地に注目か

2024.02.16
- 仏・消費者物価指数
- 米・住宅着工件数
前日の米国通貨は、昨日発表された米・2月フィラデルフィア連銀景況指数が、前月のマイナス10.6からプラス5.2に改善したにも関わらず、米ドルが米国時間で最弱通貨となった。ユーロ米ドルは1.0723から1.0784まで上昇。時間足200SMAを実体足で上抜けた。このままユーロの上昇が見られ、米ドルが軟化していくのか、方向性を慎重に見極めたい。
欧州通貨は、昨日発表された欧・12月貿易収支が、季節調整済で前月の148億ユーロから130億ユーロに減少したことで、ユーロが対円で往って来いとなった。ユーロ円は160.925から161.636まで上昇。本日のアジア時間でも上方向の動きは継続しており、161.784まで上昇している。週末の米国時間に向けてユーロが対円で強含んでいくのか、慎重に注視したい。
本日は、8:50に日・対内外株式投資、13:30に日・第3次産業活動指数、16:00に英・小売売上高、16:00に独・卸売物価指数、スウェーデン・失業率、16:45に仏・消費者物価指数、20:30に印・外貨準備高、22:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、22:30に米・住宅着工件数、加・卸売売上高、米・建設許可件数、米・生産者物価指数、23:10に米・バー:FRB副議長の発言、24:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。ユーロ円の上昇余地に注目したい。
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