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欧・CPI低下も反発したユーロ円の動向に注目か

相場レポート

欧・CPI低下も反発したユーロ円の動向に注目か

欧・CPI低下も反発したユーロ円の動向に注目か
本日のポイント
  1. 米・雇用統計
  2. ブラジル・消費者物価指数

前日の米国通貨は、FOMC明けとなり米ドルが米国時間で最弱通貨となった。米ドル円は147.115から145.893まで下落。今週安値を更新した。本日は米国時間で米・雇用統計が発表予定となっているが、失業率が0.1ポイント上昇し3.8%予想となっているため、結果次第で米ドルが大きく動くのか、ボラティリティに警戒したい。

欧州通貨は、昨日発表された仏・1月消費者物価指数が、前年比で前月の2.9%から2.8%に低下し、コア前年比も同様に低下したにも関わらず、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は158.075から159.262まで上昇。日足75MA割れを免れた。ただ、日足RSIは70手前からの下降基調となっているため、調整後の下落入りに注意したい。

本日は、9:30に豪・第4四半期生産者物価指数、16:30にタイ・外貨準備高、16:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、仏・財政収支、17:00にブラジル・消費者物価指数、21:00にブラジル・鉱工業生産、21:15に英・ピルMPC委員の発言、22:30に米・雇用統計、24:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、米・製造業受注指数がある予定だ。欧・CPI低下も反発したユーロ円の動向を、じっくりと注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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