円安傾向となり上昇したポンド円の反発力が継続するのか注意か

2024.02.05
- 印・サービス業PMI
- 独・貿易収支
先週末の米国通貨は、雇用統計が好調となった米ドルに相関し、加ドルが上昇した。加ドル円は109.336‐110.369まで上昇。先月高値に迫る勢いで約1円上昇した。テクニカル的には、加ドル円は日足RSIが70手前での上昇基調となっており、現時点ではダイバージェンスは見られないため、週始めに加ドルが対円で上昇していくのか、注意したい。
欧州通貨は、本日の非製造業PMI発表を控えたポンドが、対円で上昇した。ポンド円は186.446から187.720まで上昇。日足20MAがサポートとなり、反発した。ただ、上位足の週足ではRSIとローソク足の方向性がダイバージェンスを示しており、週足RSIが下降基調となっているため、上昇余力が残っているかは慎重に判断したいところだ。
本日は、12:30にタイ・消費者物価指数、13:00にインドネシア・実質GDP、14:00にシンガポール・小売売上高、印・サービス業PMI、16:00に独・貿易収支、16:00にトルコ・消費者物価指数、17:50に仏・サービス製造業PMI、17:55に・サービス製造業PMI、18:00に欧・サービス製造業PMI、18:30に英・サービス製造業PMI、23:45に米・PMI購買担当者景気指数、24:00に米・ISM非製造業景気指数、26:30に英・ピルMPC委員の発言がある予定だ。円安傾向となり上昇したポンド円の反発力が継続するのか、慎重に判断したい。
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