BOCにて5.00%据え置きとなるのか指標発表後の加ドルに注目か

2024.01.24
- 英・CBI製造業楽観指数
- 加・BOC政策金利と声明発表
前日の米国通貨は、本日の加・BOC政策金利発表を控え、加ドルが対円で反発している。加ドル円は109.228から110.230まで約1円上昇。4時間足20MAより下位の位置から値を上げた。なお本日のアジア時間では、加ドル円は109.787まで反落している。今回のBOC政策金利発表では5.00%の据え置きと予想されているが、サプライズなく消化し価格が維持されるのか注目したい。
欧州通貨は、昨日発表された英・12月公共部門ネット負債が、前月の134億ポンドから68億ポンドに減少したにも関わらず、ポンドが対円で下落した。ポンド円は188.919から187.339まで下落。時間足75MAを下回った。なお4時間足では、20MAより下位に値が落ちてきており、上値・下値を切り下げているため、欧州時間での値動きに注意したい。
本日の指標は、8:50に日・貿易収支、9:00に豪・先行指数、16:00にスウェーデン・マネーマーケットCPIF、17:00に南ア・消費者物価指数、18:00にフィリピン・失業率、20:00に英・CBI製造業楽観指数、21:00に印・消費者物価指数、メキシコ・消費者物価指数、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、24:00に加・BOC政策金利と声明発表、24:30に加・マックレムBOC総裁の発言、米・週間原油在庫がある予定だ。BOCにて事前コンセンサス通り5.00%据え置きとなるのか、指標発表後の値動きに注意したい。
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