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ECBにて据え置き予想のユーロが指標発表後に変化を見せるのか

相場レポート

ECBにて据え置き予想のユーロが指標発表後に変化を見せるのか

ECBにて据え置き予想のユーロが指標発表後に変化を見せるのか
本日のポイント
  1. 欧・ECB政策金利と声明発表
  2. 仏・失業者数

前日の米国通貨は、米国時間での米債利回り軟化が見られ、米ドルが対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.0841から1.0932まで上昇。時間足200SMAを大きく上抜けての反発が見られた。テクニカル的には、ユーロ米ドルは4時間足にて、上値・下値ともに拡大しているエクスパンションの形状となっているため、米国時間で一方向に価格が傾くのか、注視したい。

欧州通貨は、本日のECB政策金利発表を前に、ユーロが方向感に欠ける推移となった。ユーロ円は161.067から160.176までわずかに下落。本日のアジア時間では160.784付近での小動きとなっている。なお本日のECBでは政策金利が4.5%の据え置き予想となっているが、サプライズなくユーロが軟化していくのか、慎重に見極めたいところだ。

本日は、8:50に日・対外株式投資、16:00にスウェーデン・生産者物価指数、16:45に仏・製造業景況指数、18:00に独・IFO景況指数、20:00に仏・失業者数、20:00に英・小売売上高、21:00に加・ビジネスバロメーター、22:00に米・建設許可件数、22:15に欧・ECB政策金利と声明発表、22:30に米・耐久財受注、米・GDP、米・新規失業保険申請件数、米・卸売在庫、米・GDP、22:45に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、24:00に米・新築住宅販売件数、27:00に米・7年債入札がある予定だ。ECBにて据え置き予想のユーロが指標発表後に変化を見せるのか、じっくりと観察したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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