堅調に推移した加ドルが米国時間でも勢力を維持するのか注意か
2024.01.23
- 豪・NAB企業景況感指数
- 欧・消費者信頼感指数
前日の米国通貨は、米国時間にかけて加ドルが軟化し、加ドル円が下落した。加ドル円は110.393から109.679まで下落。一時的に時間足75MAを下抜けた。なお上位足の日足では、ボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認され、RSIも70までバッファがある状態だ。日柄調整を挟んで、加ドルが対円で反発するのか、慎重に注視したい。
欧州通貨は、今週木曜日のECBを前に、ユーロが米国時間で強含んだ。ユーロ豪ドルは、1.6486から1.6569まで上昇。日足10MAが下値支持線として機能した。ただ本日のアジア時間では再び軟化傾向が見られるため、明後日のECBに向けてユーロが対オセアニア通貨で勢いを回復させられるのか、慎重に判断したいところだ。
本日は、9:30に豪・NAB企業景況感指数、14:00に日・スーパー販売額、シンガポール・消費者物価指数、16:00に南ア・先行指数、トルコ・消費者信頼感指数、英・公共部門ネット負債、16:30にハンガリー・総賃金、17:00に台湾・鉱工業生産、22:30に加・新築住宅価格指数、24:00に欧・消費者信頼感指数、米・リッチモンド連銀製造業景況指数、27:00に米・2年債入札、翌6:45にNZ第4四半期消費者物価指数がある予定だ。堅調に推移した加ドルが米国時間でも勢力を維持するのか、慎重に見極めたい。
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