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英CPI発表に向けてポンドが回復するのか注目か

相場レポート

英CPI発表に向けてポンドが回復するのか注目か

英CPI発表に向けてポンドが回復するのか注目か
本日のポイント
  1. 中国・鉱工業生産
  2. 米・企業在庫

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは一時71.5ドルまで下落。現在は72.1ドル付近で推移している。天然ガスにいたっては9%下落し、2.8ドルとなっている。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下げ幅の大きかったパラジウムは、前日から3.0%低下し939ドル台での推移だ。

為替市場は、本日の英CPI発表を控え、対円で強含んでいたポンドの上値が重くなっている。ポンド円は昨日184.949から186.348まで上昇。その後185円台まで下落し、反落傾向となっている。日足では先月高値を回復するかにみえるが、本日のCPI発表により再びポンドが対円で回復するのか注目したいところだ。

本日の指標は、11:00に中国・鉱工業生産、16:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、英・生産者物価指数、16:45に仏・財政収支、19:00に欧・消費者物価指数、20:00に南ア・小売売上高、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に米・小売売上高、米・輸入物価指数、加・国際証券取扱高、23:00に米・バーFRB副議長の発言、米・ボウマンFRB理事の発言、23:15に米・鉱工業生産、24:00に米・企業在庫、24:15に欧・ラガルドECB総裁の発言、27:00に米・20年債入札が発表予定となっている。CPI発表に向けてポンドが回復するのか、慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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