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製造業売上高改善で上昇した加ドル円の上伸性に注目か

相場レポート

製造業売上高改善で上昇した加ドル円の上伸性に注目か

製造業売上高改善で上昇した加ドル円の上伸性に注目か
本日のポイント
  1. 独・消費者物価指数
  2. 米・NY連銀製造業景気指数

前日の米国通貨は、昨日発表された加・11月製造業売上高が前月のマイナス2.8%からプラス1.2%に改善したことで、加ドルが対円で上昇した。加ドル円は107.856から108.757まで上昇。時間足20MAを一時的に上抜けた。4時間足では、加ドル円は75MAに下値をサポートされての反発が見られるため、週半ばにかけて加ドルが伸びていくのか、注目したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・12月卸売物価指数が、前年比で前月のマイナス3.6%からマイナス2.6%に改善したにも関わらず、ユーロが対米ドルで下落した。ユーロ米ドルは1.0967から1.0933まで下落。時間足ボリンジャーバンド-3σまで下落した。ユーロ米ドルは本日のアジア時間でも下落しており、すでに1.0915まで値を下げている。このままユーロが弱含むのか、じっくりと見極めたい。

本日の指標は、16:00に英・雇用統計、独・消費者物価指数、19:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、20:00にイスラエル・実質GDP、22:15に加・住宅着工件数、加・消費者物価指数、米・NY連銀製造業景気指数、24:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、25:00に米・ウォラーFRB理事の発言がある予定だ。製造業売上高改善で上昇した加ドル円の上伸性に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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