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米・PPIコア前年比が0.2ポイント低下した米ドルの値動きに注意か

相場レポート

米・PPIコア前年比が0.2ポイント低下した米ドルの値動きに注意か

米・PPIコア前年比が0.2ポイント低下した米ドルの値動きに注意か
本日のポイント
  1. 欧・鉱工業生産
  2. 印・卸売物価指数

先週末の米国通貨は、12日に発表された米・12月生産者物価指数(PPI)が、前年比で前月の0.9%から0.1ポイント上昇し1.0%となり、コア前年比が前月の2.0%から1.8%に低下したことで、米ドルがすべての通貨に対し軟化した。米ドル円は145.562から144.354まで下落。時間足200SMAタッチで下げ止まった。ただ、ドルインデックスは102.4まで回復しているため、欧州時間での値動きに注意したい。

欧州通貨は、先週末金曜日に発表された仏・12月消費者物価指数(CPI)が、前年比で前月の3.7%と変わらなかったことで、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は159.570から158.545まで下落。上位足の週足では、ユーロ円はボリンジャーバンド-2σから中心線の20MAまで回帰しているため、週始めのユーロが対円で回復していくのか、じっくりと見守りたい。

本日の指標は、8:50に日・マネーストックM2、9:00に英・ライトムーブ住宅価格、13:00にインドネシア・貿易収支、15:30に印・卸売物価指数、16:00にスウェーデン・消費者物価指数、19:00に欧・鉱工業生産、欧・貿易収支、20:00にイスラエル・失業率、22:30に加・卸売売上高、加・製造業売上高がある予定だ。米・PPIコア前年比が0.2ポイント低下した米ドルの値動きを、慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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