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欧州時間での指標発表によりユーロが上伸するのか注目か

相場レポート

欧州時間での指標発表によりユーロが上伸するのか注目か

欧州時間での指標発表によりユーロが上伸するのか注目か
本日のポイント
  1. 独・製造業受注
  2. 欧・ユーロ圏投資家センチメント指数

先週末の米国通貨は、5日に発表された加・12月雇用統計にて、失業率が前月と変わらず5.8%となり、雇用者数が前月の2.49万人から0.01万人に低下したことで、加ドルが対円で109.019から108.043まで下落した。加ドル円は、テクニカル的には4時間足10MAに沿っての上昇トレンドが一服し、10MAを割り込んでいる。そのため、週始めの加ドル円が軟化していくのか、慎重に注視したい。

欧州通貨は、先週末に発表された欧・12月消費者物価指数が、前年比で前月の2.4%から2.9%に上昇したことで、ユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.0877から1.0998まで反発。4時間足200SMAがふたたびのサポートラインとなった。なお4時間足の実体線で1.0971ラインを突破できればダブルボトムとなり得るため、直近高値ラインを抜けるのか、注目したい。

本日は、16:00に独・製造業受注、独・鉱工業生産、独・貿易収支、ノルウェー・製造業生産、16:30にスイス・消費者物価指数、スイス・小売売上高、ハンガリー・小売売上高、16:45に仏・準備資産総額、18:30に欧・ユーロ圏投資家センチメント指数、19:00に欧・失業率、欧・小売売上高、21:00にメキシコ・消費者信頼感指数、24:00に米・雇用傾向指数、25:30に米・6ヶ月債入札がある予定だ。欧州時間での指標発表によりユーロが上伸するのか、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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