最強通貨となったユーロが指標発表により強さを維持するのか静観か

2024.01.05
- 欧・消費者物価指数
- 独・小売売上高
前日の米国通貨は、ドルインデックスが102.4まで上昇したことで米ドルが対オセアニアで上昇した。豪ドル米ドルは、0.6759から0.6696まで下落。5日続落した。豪ドル米ドルは週足の長期足では下落傾向にあり、上値の更新をできていないダウ理論が当てはまっている状況だ。このまま豪ドルが対米ドルで弱含むのか、慎重に見極めたいところだ。
欧州通貨は、ユーロが米国時間で最強通貨となった。ユーロ米ドルは1.0909から1.0972まで上昇。4時間足200EMAにタッチしてからの反発上昇となっていた。しかしながら、本日のアジア時間では、4時間足20MAに上値を抑えられ、再び下落基調に入っている。本日の米国時間での指標発表により通貨強弱が変化するのか、慎重に見極めたい。
本日は、14:00にシンガポール・小売売上高、日・消費者態度指数、印・サービス業PMI、16:00に独・小売売上高、17:00に台湾・消費者物価指数、18:30に英・建設業PMI、19:00に欧・消費者物価指数、欧・生産者物価指数、21:00にブラジル・鉱工業生産、22:30に米・雇用統計、加・雇用統計、24:00に米・ISM非製造業景況指数、加・Ivey購買部協会指数、27:30に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言がある予定だ。最強通貨となったユーロが指標発表により強さを維持するのか、じっくりと静観したい。
過去の相場レポート
2025.10.17
対米ドルで上昇したポンドが伸びていくのか欧州時間での方向性を注視か
2025.10.16
最強となったポンドの勢力が維持されるのか欧州時間での値動きを注視か
2025.10.15
対円で上昇したユーロの上伸性に注目か
2025.10.14
ベイリーBOE総裁の発言内容でポンドが明確な方向性を示すのか注視か
2025.10.13
加・失業率変わらずも対円で下落した加ドルの下値余地に注目か
2025.10.10
対米ドルで軟化したユーロの下値余地に警戒か
2025.10.09
対米ドルで下落したポンドの下伸性に注意か
2025.10.08
対円で上昇し年初来高値を更新したポンド円の上値余地に要警戒か
2025.10.07
日本に次いで弱含んだユーロの下値余地に警戒か
2025.10.06
対円で上昇したユーロが上値を伸ばすのか方向性に注目か