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加・CPI変わらずで上昇した加ドル円の上伸性に注目か

相場レポート

加・CPI変わらずで上昇した加ドル円の上伸性に注目か

加・CPI変わらずで上昇した加ドル円の上伸性に注目か
本日のポイント
  1. 米・中古住宅販売件数
  2. 欧・経常収支

前日の米国通貨は、昨日発表された加・11月消費者物価指数が、前年比で前月の3.1%と変わらなかったことで、加ドルが対円で上昇した。加ドル円は106.188から108.275まで約2円上昇。4時間足200EMA直下まで値が伸びた。なお同日に発表された11月鉱工業製品価格も前月から下振れた中での上昇となったため、今月高値の109.649まで上伸するのか、注視したい。

欧州通貨は、昨日発表された欧・11月消費者物価指数の確報値が、コア前年比で前月の3.6%と変わらなかったことで、ユーロが対米ドルで大幅反発した。ユーロ米ドルは1.0907から1.0986まで上昇。4時間足10MAに沿っての上昇が見られた。なお上位足の日足では、10MAにタッチすることなく下落からの折り返しをしているため、欧州時間でさらなる上昇が見られるのか注目したいところだ。

本日の指標は、16:00に独・生産者物価指数、トルコ・消費者物価指数、英・消費者物価指数、英・小売物価指数、英・生産者物価指数、18:00に欧・経常収支、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に経常収支、24:00に米・中古住宅販売件数、米・カンファレンスボード消費者信頼感指数、24:30に米・週間原油在庫、27:00に米・20年債入札がある予定だ。加・CPI変わらずで上昇した加ドル円の上伸性に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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