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Ifo景況感指数の悪化が見られたユーロの動向を静観か

相場レポート

Ifo景況感指数の悪化が見られたユーロの動向を静観か

Ifo景況感指数の悪化が見られたユーロの動向を静観か
本日のポイント
  1. 欧・消費者物価指数
  2. 香港・雇用統計

前日の米国通貨は、同じ米国通貨の加ドルが対米ドルで反落した。米ドル加ドルは1.3349から1.3409まで反発。4日続落を免れた。なお日足では米ドル加ドルはボリンジャーバンド⁻3σにタッチしており、日足RSIも売られすぎサインの30を割り込み26となっているため、米国時間で米ドルの反発が継続するのか、慎重に判断したいところだ。

欧州通貨は、昨日発表された独・12月IFO景況感指数が、前月の87.3から86.4に悪化したにも関わらず、ユーロが対米ドルで小幅上昇した。ユーロ米ドルは1.0890から1.0930まで反発。時間足20MAより上位に躍り出た。なお4時間足では20MAが下値支持線となっており、本日のアジア時間でも上方向に値が伸びている。このまま欧州時間でユーロ米ドルが反発していくのか、慎重に注視したい。

本日は、15:30に日・植田日銀総裁の記者会見、16:00にスイス・貿易収支、17:30に香港・雇用統計、19:00に欧・消費者物価指数、20:00にハンガリー・政策金利、22:00に英・ブリーデンBOE副総裁の発言、22:30に米・住宅着工件数、加・鉱工業製品価格、加・消費者物価指数、米・住宅着工件数、23:30に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、26:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、28:00にNZ・オアRBNZ総裁の発言がある予定だ。Ifo景況感指数の悪化が見られたユーロの動向を、じっくりと静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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