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対米ドルで反発したポンドの上値余地を注視か

相場レポート

対米ドルで反発したポンドの上値余地を注視か

対米ドルで反発したポンドの上値余地を注視か
本日のポイント
  1. 米・消費者物価指数(CPI)
  2. 独・ZEW景況感指数

前日の米国通貨は、本日の米CPI発表を前に、米ドルが対ユーロで拮抗した。ユーロ米ドルは1.10741から1.0778の間で非常に狭い範囲でのレンジとなり、方向感に欠ける展開が継続した。テクニカル面では、ユーロ米ドルは4時間足200SMA直下に位置しており、日足では200EMAが下値サポートとなっているため、本日米国時間での値動きに注目したい。

欧州通貨は、昨日発表された英・12月ライトムーブ住宅価格が、前年比で前月のマイナス1.3%からマイナス1.1%に改善したことで、ポンドが対米ドルで小幅に上昇した。ポンド米ドルは1.2522から1.2588まで約60pips反発。今月安値から回復した。ただ、日足ではRSIが70オーバーからの下降基調が継続しているため、本日米国時間での指標発表に警戒したいところだ。

本日の指標は、16:00に英・雇用統計、19:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、20:00に南ア・製造業生産高、米・NFIB中小企業楽観指数、21:00にメキシコ・鉱工業生産、21:00印・鉱工業生産、印・消費者物価指数、、22:30に米・消費者物価指数、22:55に米・レッドブック大規模小売店売上高、27:00に米・30年債入札、28:00に米・財政収支がある予定だ。対米ドルで反発したポンドの上値余地を、じっくりと見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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