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米CPI明けからのFOMCにて米ドルが乱高下となるのか要警戒か

相場レポート

米CPI明けからのFOMCにて米ドルが乱高下となるのか要警戒か

米CPI明けからのFOMCにて米ドルが乱高下となるのか要警戒か
本日のポイント
  1. 米・FOMC政策金利
  2. 米・パウエルFRB議長の記者会見

前日の米国通貨は、昨日発表された米・11月消費者物価指数(CPI)が、前年比で前月の3.2%から0.1ポイント低下し3.1%となったことで、米ドルが一時的な下落から回復し、米国時間で上昇した。米ドル円は146.163から144.734まで下落後、145.822まで回復。本日のアジア時間では明確な方向感を示さず、時間足20MA直下で停滞している。本日のFOMCにより米ドルの値が大きく動くのか、警戒したい。

欧州通貨は、明日のスイス・SNB政策金利発表を前に、スイスフランが日本円に次いで強含んだ。米ドルフランは0.8788から0.8721まで下落。日足20MAタッチからの2日続落となった。このままスイスフランが対米ドルで強含んで行くのか、それとも本日未明のFOMCと明日のSNB次第で通貨強弱が拮抗するのか、慎重に判断したいところだ。

本日は、16:00に英・GDP、英・鉱工業生産、英・製造業生産、スウェーデン・サービス部門PMI、19:00に欧・鉱工業生産、20:00に南ア・小売売上高、20:30に印・マネーサプライ、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に米・生産者物価指数、28:00に米・FOMC政策金利と声明発表、28:30に米・パウエルFRB議長の記者会見がある予定だ。米CPI明けからのFOMCにて米ドルが乱高下となるのか、値動きに十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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