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円高局面が継続するのか慎重に静観か

相場レポート

円高局面が継続するのか慎重に静観か

円高局面が継続するのか慎重に静観か
本日のポイント
  1. 米・卸売在庫
  2. 独・消費者物価指数

前日の米国通貨は、米国通貨が最弱となり、最強通貨となった日本円に対し、米ドルが軟化した。米ドル円は148.819から146.669まで下落。明日の月末最終日を前に今月安値を更新した。米ドル円は日足にてすでに75MAを下抜けており、週足では20MA直下に位置している。このまま米ドルが対円で軟化していくのか、方向性に警戒したい。

欧州通貨は、スイスフランが米ドルに次いで最弱通貨となり、フラン円は168.942から167.406まで下落した。テクニカル面では、フラン円は4時間足200SMAタッチにて反発が入っており、日足ではRSIが70オーバー74からの下降基調となっている。RSIにて値を切り下げているため、欧州時間でスイスフランの軟化が見られるのか、注目したいところだ。

本日は、16:00にタイ・基準金利、スウェーデン・第3四半期GDP、トルコ・貿易収支、18:30に英・消費者信用残高、英・マネーサプライ、19:00に欧・消費者信頼感指数、欧・景況感、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:00に独・消費者物価指数、22:30に加・経常収支、米・卸売在庫、22:30に米・実質GDP、24:05に英・ベイリーBOE総裁の発言、24:30に米・週間原油在庫、28:00に米・ベージュブックがある予定だ。円高局面が継続するのか、方向性に警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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