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円高傾向が見られている中での月末の値動きを静観か

相場レポート

円高傾向が見られている中での月末の値動きを静観か

円高傾向が見られている中での月末の値動きを静観か
本日のポイント
  1. 米・S&Pケースシラー住宅価格
  2. 米・リッチモンド連銀製造業指数

前日の米国通貨は、大きな指標発表がなく要人発言も見当たらなかったにも関わらず、米ドルが引けにかけて最弱通貨となった。ユーロ米ドルは1.0925から1.0959までわずかに上昇。4時間足20MAがサポートラインとなり、反発した。日足ではRSIが70に乗せているものの上昇基調が継続しているため、欧州時間での上伸性に注目したい。

欧州通貨は、昨日欧・ラガルドECB総裁が「全体的なインフレは今後数ヶ月で再度上昇する可能性が高い」と発言。欧州経済と金利再上昇への懸念から、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は163.717から162.546まで120pips弱下落。4時間足75MAを下抜けた。なお本日のアジア時間でも円高傾向が見られており、ユーロ円は162円を割り込むかの様相となっている。

本日は、16:00に独・GFK消費者信頼感指数、16:45に仏・消費者信頼感指数、17:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、18:00に欧・マネーサプライ、21:00にブラジル・拡大消費者物価指数、23:00に米・住宅価格指数、23:00に米・S&Pケースシラー住宅価格、24:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、24:30に米・ダラスサービス売上高指数、25:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、27:00に米・7年債入札がある予定だ。円高傾向が見られている中での、月末の値動きを慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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