米・FOMC議事録公表にて米ドルの値動きに変化が生じるのか注視か

2023.11.21
- 加・消費者物価指数
- 米・FOMC議事録公表
前日の米国通貨は、昨日発表された米・10月景気先行指数が、前月のマイナス0.7%からマイナス0.8%に悪化したことで、米ドルが対円で下落した。米ドル円は149.979から148.104まで約1.8円下落。3日続落となった。なお本日のアジア時間でも下値を掘り下げており、日足75MA直下まで下落しているため、米国時間での下伸に警戒したい。
欧州通貨は、昨日発表された欧・9月建設業生産高が前年比で前月のマイナス0.1%からマイナス0.3%に悪化したにも関わらず、ユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは、1.0664から1.0895まで上昇。本日のアジア時間でも高値を更新し、上伸している。日足では3日続伸しているため、本日米国時間でのFOMC議事要旨公表にて変化が生じるのか、注目したい。
本日は、16:00に英・公共部門ネット負債、スイス・貿易収支、17:30に香港・消費者物価指数、18:00にフィリピン・鉱工業生産と生産者物価指数、19:00に南ア・企業信頼感指数、22:00にハンガリー・中央銀行政策金利、22:30に加・消費者物価指数、米・シカゴ地区連銀全米活動指数、24:00に米・中古住宅販売件数、25:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、28:00に米・FOMC議事録公表がある予定だ。米・FOMC議事録公表にて米ドルの値動きに変化が生じるのか、慎重に注視したい。
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