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米・FOMC議事録公表にて米ドルの値動きに変化が生じるのか注視か

相場レポート

米・FOMC議事録公表にて米ドルの値動きに変化が生じるのか注視か

米・FOMC議事録公表にて米ドルの値動きに変化が生じるのか注視か
本日のポイント
  1. 加・消費者物価指数
  2. 米・FOMC議事録公表

前日の米国通貨は、昨日発表された米・10月景気先行指数が、前月のマイナス0.7%からマイナス0.8%に悪化したことで、米ドルが対円で下落した。米ドル円は149.979から148.104まで約1.8円下落。3日続落となった。なお本日のアジア時間でも下値を掘り下げており、日足75MA直下まで下落しているため、米国時間での下伸に警戒したい。

欧州通貨は、昨日発表された欧・9月建設業生産高が前年比で前月のマイナス0.1%からマイナス0.3%に悪化したにも関わらず、ユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは、1.0664から1.0895まで上昇。本日のアジア時間でも高値を更新し、上伸している。日足では3日続伸しているため、本日米国時間でのFOMC議事要旨公表にて変化が生じるのか、注目したい。

本日は、16:00に英・公共部門ネット負債、スイス・貿易収支、17:30に香港・消費者物価指数、18:00にフィリピン・鉱工業生産と生産者物価指数、19:00に南ア・企業信頼感指数、22:00にハンガリー・中央銀行政策金利、22:30に加・消費者物価指数、米・シカゴ地区連銀全米活動指数、24:00に米・中古住宅販売件数、25:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、28:00に米・FOMC議事録公表がある予定だ。米・FOMC議事録公表にて米ドルの値動きに変化が生じるのか、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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