下落しつつも下値が堅いユーロの方向性を慎重に注視か
2023.11.20
- 欧・建設業生産高
- 独・生産者物価指数
先週末の米国通貨は、17日に発表された加・10月国債証券取扱高が、前月のマイナス85億加ドルからマイナス151加ドルに悪化したことで、加ドルが対円で下落した。日本円が最強通貨となったこともあり、加ドル円は109.618から108.714まで下落。今月に入ってからの上昇分ほとんどを相殺した。加ドル円はテクニカル面では週足10MA直下に位置しており、週足RSIが70タッチからの下降基調に入っているため、継続した下落が見られるのか、注意したい。
欧州通貨は、同じく17日に発表された欧・10月消費者物価指数(確報値)が、前月と変わらず2.9%となり、コア指数は4.2%となったことで、ユーロが対円で小幅に下落した。ユーロ円は163.600から162.156まで下落。その後米国時間終盤に反発し、163.271で値が引けた。他のクロス円が週足にて陰線となっている中、ユーロ円は週足にて陽線を維持しているため、11月後半のユーロの強さに注意したいところだ。
本日は、16:00に独・生産者物価指数、スウェーデン・産業在庫、17:20に台湾・経常収支、19:00に欧・建設業生産高、20:00にイスラエル・失業率、23:30にトルコ・中央政府債務、24:00に米・景気先行指数、25:30に米・6ヶ月債入札、26:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、27:45に英・ベイリーBOE総裁の発言、30:00に韓・生産者物価指数伸び率がある予定だ。下落しつつも下値が堅いユーロの方向性を、慎重に注視したい。
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