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FOMC前日で軟化している米ドルの方向性に注意か

相場レポート

FOMC前日で軟化している米ドルの方向性に注意か

FOMC前日で軟化している米ドルの方向性に注意か
本日のポイント
  1. 加・GDP
  2. 仏・第3四半期GDP

前日の米国通貨は、米国時間で米ドルが最弱通貨となった。ユーロ米ドルは1.0547から1.0624まで反発。4時間足200SMAを実体足で上抜け、200EMAまで到達した。日足ベースでもユーロ米ドルは力強く反発しており、20MAを上抜ける展開となっている。このままユーロの対円での反発が継続するのか、慎重に判断したいところだ。

欧州通貨は、昨日発表された独・10月消費者物価指数が、前年比で4.5%から3.8%に低下したことで、ユーロが対円で往って来いとなった。ユーロ円は157.693から158.926の間で上下動を繰り返した。ただ、日足では徐々に下値を切り上げる形状となっているため、今年高値更新の動きが見られるのか、注目したい。

本日は、15:30に仏・第3四半期GDP、仏・消費支出、16:00にタイ・経常収支、16:45に仏・消費者物価指数、仏・生産者物価指数、19:00に欧・消費者物価指数、21:00に南ア・貿易収支、ブラジル・雇用統計、21:30に加・GDP、米・雇用コスト指数、22:00に米・住宅価格指数、米・S&Pケースシラー住宅価格、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、23:00に米・消費者信頼感指数、25:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言がある予定だ。FOMC前日で軟化している米ドルの方向性を、慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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