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月末要因にて円高が再燃するのかクロス円の下落可否を注視か

相場レポート

月末要因にて円高が再燃するのかクロス円の下落可否を注視か

月末要因にて円高が再燃するのかクロス円の下落可否を注視か
本日のポイント
  1. 独・消費者物価指数
  2. 英・消費者信用残高

先週末の米国通貨は、今週11月1日に開催される米FOMCでの利上げ観測が後退し、利上げ見送りの意見が大半となったことから、米ドルが軟化した。ユーロ米ドルは1.0535から1.0597まで上昇。今月安値に向けての軟化を免れた。今週確定する月足では、十字線になっており上方向への圧力も散見されるため、10月最終日に向けてユーロが巻き返すのか、注目したい。

欧州通貨は、ポンドが対円で下落した。ポンド円は182.501から181.039まで150pips弱下落。日足でのレンジ下限へ舞い戻った。テクニカル的には、ポンド円は週足にて上髭陰線を形成し、週足RSIが70オーバーからの下降基調に入っている。このままポンドが対円で弱含み上値が重くなっていくのか、月末要因を見極めつつ慎重に静観したいところだ。

本日は、15:00に独・小売売上高、独・輸入物価指数、南ア・マネーサプライ、17:00にスイス・KOF先行指数、18:00に独・第3四半期GDP、18:30に英・消費者信用残高、英・マネーサプライ、19:00に欧・景況感指数、欧・消費者信頼感指数、22:00に独・消費者物価指数、22:30に米・ダラス連銀製造業活動指数がある予定だ。月末要因にて円高が再燃するのか、クロス円の下落可否を慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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