ECBでのラガルドECB総裁の発言によるユーロの急変動に警戒か
2023.10.26
- 欧・ECB政策金利と声明発表
- 米・ウォラーFRB理事の発言
前日の米国通貨は、米国時間で米ドルが最強となり、対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.0606から1.0560まで下落。時間足200SMAを下抜けた。テクニカル面では、ユーロ米ドルは日足75MAまでの反発上昇が相殺され、週足での上髭陰線に回帰したため、欧州時間で米ドルの勢いが継続しユーロが下落するのか、慎重に見極めたいところだ。
欧州通貨は、昨日発表された独・10月IFO景況感調査にて、前月の85.7から86.9に改善したことで、ユーロの対円での下落が改善した。ユーロ円は158.395から158.933の間で方向感を模索する値動きとなり、時間足200EMAに下値を支持される形で推移した。なお本日はECBが予定されており、政策金利は据え置き予想となっている。ラガルドECB総裁の発言によりユーロが急変動するのか、慎重に静観したい。
本日は、17:30に香港・貿易収支、18:30に南ア・生産者物価指数、19:00にイスラエル・貿易収支、20:00にトルコ・TCMB政策金利と声明発表、21:15に欧・ECB政策金利と声明発表、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・第3四半期GDP、米・卸売在庫、米・耐久財受注、21:45に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、22:00に米・ウォラーFRB理事の発言、23:00に米・中古住宅販売件数、27:00に米・7年債入札がある予定だ。ECBでのラガルドECB総裁の発言によるユーロの急変動に、十分警戒したい。
過去の相場レポート
2025.12.05
対円で弱含んだ米ドルが下値を掘り下げるのか米国時間の値動きを注視か
2025.12.04
最強となったポンドが上値を伸ばしていくのか欧州時間での値動きに注目か
2025.12.03
対ユーロで弱含んだ米ドルが回復を見せるのか欧州時間での値動きに注目か
2025.12.02
対円で下落したポンドの回復余地を注視か
2025.12.01
下落した米ドル円が下値を掘り下げていくのか週始めの値動きを注視か
2025.11.28
対円で反落したポンドの回復余地を注視か
2025.11.27
対円で反発上昇したスイスフランの上伸性に注意か
2025.11.26
反発上昇しているポンド米ドルが上値を更新するのか方向性に注目か
2025.11.25
対米ドルで伸びているポンドが上値を伸ばすのか欧州時間での値動きに注意か
2025.11.24
反発上昇したポンド米ドルの上値余地を静観か
