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ECBでのラガルドECB総裁の発言によるユーロの急変動に警戒か

相場レポート

ECBでのラガルドECB総裁の発言によるユーロの急変動に警戒か

ECBでのラガルドECB総裁の発言によるユーロの急変動に警戒か
本日のポイント
  1. 欧・ECB政策金利と声明発表
  2. 米・ウォラーFRB理事の発言

前日の米国通貨は、米国時間で米ドルが最強となり、対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.0606から1.0560まで下落。時間足200SMAを下抜けた。テクニカル面では、ユーロ米ドルは日足75MAまでの反発上昇が相殺され、週足での上髭陰線に回帰したため、欧州時間で米ドルの勢いが継続しユーロが下落するのか、慎重に見極めたいところだ。

欧州通貨は、昨日発表された独・10月IFO景況感調査にて、前月の85.7から86.9に改善したことで、ユーロの対円での下落が改善した。ユーロ円は158.395から158.933の間で方向感を模索する値動きとなり、時間足200EMAに下値を支持される形で推移した。なお本日はECBが予定されており、政策金利は据え置き予想となっている。ラガルドECB総裁の発言によりユーロが急変動するのか、慎重に静観したい。

本日は、17:30に香港・貿易収支、18:30に南ア・生産者物価指数、19:00にイスラエル・貿易収支、20:00にトルコ・TCMB政策金利と声明発表、21:15に欧・ECB政策金利と声明発表、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・第3四半期GDP、米・卸売在庫、米・耐久財受注、21:45に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、22:00に米・ウォラーFRB理事の発言、23:00に米・中古住宅販売件数、27:00に米・7年債入札がある予定だ。ECBでのラガルドECB総裁の発言によるユーロの急変動に、十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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