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据え置きとなったECB明けのユーロの動向を静観か

相場レポート

据え置きとなったECB明けのユーロの動向を静観か

据え置きとなったECB明けのユーロの動向を静観か
本日のポイント
  1. 加・財政収支
  2. 米・バーFRB副議長の発言

前日の米国通貨は、昨日発表された米・第3四半期GDPが、個人消費で前回値の0.8%から4.0%に大幅改善したにも関わらず、米ドルが対ポンドで反落した。ポンド米ドルは1.2069から1.2138まで約70pips反発。今月安値の更新を免れた。ポンド米ドルは4時間足20MA直下まで上昇しているため、反発勢力が継続し20MAを実体足で上抜けるのか、注視したい。

欧州通貨は、昨日発表された欧・ECB政策金利にて、市場コンセンサス通り政策金利が4.00-4.50%に据え置かれたことで、ユーロが対円で往って来いとなった。ユーロ円は157.999から158.897の間で方向感に欠ける値動きとなり、時間足20MAをまたいでの小さな値動きに終始した。ただ、ECB明けにユーロが対円で上昇するのか、方向性には警戒していたい。

本日の指標は、15:45に仏・消費者信頼感指数、16:30にタイ・外貨準備高、19:30に露・中銀主要金利、21:00に米・貿易収支、メキシコ・貿易収支、21:30に米・個人所得、米・PCEデフレーター、22:00に米・バーFRB副議長の発言、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、24:00に加・財政収支、26:30にブラジル・中央銀行収支がある予定だ。据え置きとなったECB明けのユーロの動向を、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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