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ECB議事要旨公表でユーロの動きに変化が生じるのか注視か

相場レポート

ECB議事要旨公表でユーロの動きに変化が生じるのか注視か

ECB議事要旨公表でユーロの動きに変化が生じるのか注視か
本日のポイント
  1. 欧・ECB理事会議事要旨公表
  2. 米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言

前日の米国通貨は、昨日発表された米・9月生産者物価指数(PPI)が、前年比で前月の1.6%から2.2%に上昇したことで、米ドルが米国時間で強含んだ。米ドル円は148.424から149.324まで上昇。本日のアジア時間でも上方向の値動きが見られている。テクニカル面では、米ドル円は日足20MAに下値を支持される形で、反発の機会をうかがっている状況のため、本日のCPI発表に警戒したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・消費者物価指数(CPI)が、前年比で前月の4.5%%と一致したことで、ユーロが対米ドルで往って来いとなった。ユーロ米ドルは1.0580から1.0634の間で推移し、時間足20MAを跨いでの値動きに終始した。本日はECB理事会議事要旨が公表されるため、継続したタカ派姿勢が明らかになるのか、注目したい。

本日は、15:00に英・鉱工業生産、英・貿易収支、英・製造業生産高、18:00に英・ピルMPC委員の発言、20:30に欧・ECB理事会議事要旨公表、21:00に印・鉱工業生産と消費者物価指数、メキシコ・鉱工業生産、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・消費者物価指数、23:00に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、24:00に米・週間原油在庫、26:00に米・30年債入札、米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、27:00に米・財政収支がある予定だ。ECB議事要旨公表でユーロの動きに変化が生じるのか、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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