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米国時間での要人発言とFOMC議事録公表による突発的な値動きに注意か

相場レポート

米国時間での要人発言とFOMC議事録公表による突発的な値動きに注意か

米国時間での要人発言とFOMC議事録公表による突発的な値動きに注意か
本日のポイント
  1. 米・FOMC議事録公表
  2. 米・ウォラーFRB理事の発言

前日の米国通貨は、地政学リスク後退から円売り・米ドル売りの流れとなり、ユーロ米ドルが上昇した。昨日のユーロ米ドルは1.0554から1.0619まで上昇。基準線である日足20MAに回帰した。上位足の週足では、下ヒゲ陽線からの反発局面に入っているようにも見えるため、米国時間での通貨強弱をじっくりと観察したい。

欧州通貨は、引けにかけてポンドが最強通貨となり、ポンド円は181.526から182.771まで上昇した。なお本日のアジア時間でもポンド円は上伸しており、182.871まで伸びている。来週には再び英・消費者物価指数が発表されるため、来週半ばに向けてポンドが他の通貨に対して強含んでいくのか、方向性を慎重に判断したいところだ。

本日は、15:00に独・消費者物価指数、16:00にトルコ・経常収支、17:00に台湾・貿易収支、17:15に米・ボウマンFRB理事の発言、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に加・住宅建設許可、米・生産者物価指数、23:15に米・ウォラーFRB理事の発言、25:00に露・消費者物価指数、25:15に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、26:00に米・10年債入札、27:00に米・FOMC議事録公表、29:30に米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言がある予定だ。米国時間での重なる要人発言と、FOMC議事録公表による突発的な値動きに、十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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