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ECBにて利上げが行われユーロが上向くのか要注目か

相場レポート

ECBにて利上げが行われユーロが上向くのか要注目か

ECBにて利上げが行われユーロが上向くのか要注目か
本日のポイント
  1. 欧・ラガルドECB総裁の記者会見
  2. 欧・ECB政策金利と声明発表

前日の米国通貨は、昨日発表された米・8月コアCPIが前年比で4.7%から4.3%に落ち着いたことで、米ドルの上値が限定された。ユーロ米ドルは1.0764から1.0710まで小幅に下落。しかし下落の勢いは継続せず、1.0749まで反発。トレンドレスな相場展開となった。本日のアジア時間でも4時間足20MAを跨ぎつつ、ボリンジャーバンド基準線が平行のままとなっているため、欧州時間での値動きに注目したい。

欧州通貨は、本日のECB政策金利発表を控え、ユーロが対円で往って来いとなった。ユーロ円は158.652から158.001の間で方向感に欠ける値動きとなり、日足20MAを境に横ばい推移が継続している。本日のECBでは0.25%の利上げが予想されているが、市場予想と一致しユーロが上向くのか、慎重に注視したいところだ。

本日は、15:00にスウェーデン・消費者物価指数、15:30にスイス・生産者輸入指数、印・卸売物価指数、19:00にイスラエル・経常収支、21:15に欧・ECB政策金利と声明発表、21:30に加・卸売売上高、21:30に米・小売売上高、米・生産者物価指数、米・新規失業保険申請件数、21:45に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、23:00に米・企業在庫、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量がある予定だ。ECBにて利上げが行われユーロが上向くのか、方向性をじっくりと観察したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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