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英雇用統計失業率が4.0%となったポンドの方向性に注意か

相場レポート

英雇用統計失業率が4.0%となったポンドの方向性に注意か

英雇用統計失業率が4.0%となったポンドの方向性に注意か
本日のポイント
  1. 米・消費者物価指数
  2. 英・GDP

前日の米国通貨は、米ドルが欧州時間から米国時間にかけて最強通貨となった。ユーロ米ドルは1.0768から1.0705まで下落。4時間足20MAを実体足で下抜けた。テクニカル面では、ユーロ米ドルは日足10MA直下に位置しており、上位には200SMAも控えている。しばらくの日柄調整を挟んだのち、再び米ドルが強含みユーロ米ドルが下落していくのか、慎重に注視したいところだ。

欧州通貨は、昨日発表された英・雇用統計にて、失業率が4.0%と一致したことで、指標発表直後にポンドが対円で上昇した。ポンド円は182.943から183.821まで上昇。本日のアジア時間では時間足200SMA直下の184.229まで値を上げている。上位足の週足では、10MAが下値支持線として機能しており、しっかりと反発が入っている。一方で日足では上値を切り下げているため、日足ベースでの直近高値を超えるまでは、方向性に注意したい。

本日は、アジア時間の15:00に英・GDP、英・製造業生産、英・貿易収支、15:30にハンガリー・鉱工業生産と、欧州時間の17:30に香港・生産者物価指数、18:00に欧・鉱工業生産、19:00にイスラエル・貿易収支、米国時間の21:30に米・消費者物価指数、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・30年債入札、27:00に米・財政収支がある予定だ。英雇用統計失業率が4.0%となったポンドの方向性を、慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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