緩やかに回復しているユーロ米ドルが上伸するのか注目か
2023.09.12
- 英・雇用統計
- 米・NFIB中小企業楽観指数
前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.0707から1.0759まで小幅に上昇。時間足20MAに沿っての緩やかな上げとなった。4時間足では、昨日の上昇により20MA下位から上位へと躍り出ている。しかしながら、ユーロ米ドルは依然日足上昇トレンドライン下限を下抜けたままの状態が継続しており、上昇トレンドに回帰できていないため、欧州時間での値動きに警戒したい。
欧州通貨は、スイスフランが対円にて下落した。フラン円は165.458から163.832まで下落。今月安値を更新した。フラン円は昨日の下落により日足20MAのサポートラインを割り込む形となっているが、上位足の週足では、10MAが支持線として機能している。このまま日柄調整にて週足20MAラインの160円前半まで下落するのか、じっくりと観察したいところだ。
本日は、15:00に英・雇用統計、ノルウェー・GDP、18:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、21:00にブラジル・消費者物価指数と鉱工業生産、印・消費者物価指数、21:55に米・レッドブック大規模小売店売上高、26:00に米・10年債入札、翌6:05にNZ・シルクRBNZ総裁補佐の発言がある予定だ。緩やかに回復しているユーロ米ドルが上伸するのか、方向性を見守りたい。
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