loading
search

緩やかに回復しているユーロ米ドルが上伸するのか注目か

相場レポート

緩やかに回復しているユーロ米ドルが上伸するのか注目か

緩やかに回復しているユーロ米ドルが上伸するのか注目か
本日のポイント
  1. 英・雇用統計
  2. 米・NFIB中小企業楽観指数

前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.0707から1.0759まで小幅に上昇。時間足20MAに沿っての緩やかな上げとなった。4時間足では、昨日の上昇により20MA下位から上位へと躍り出ている。しかしながら、ユーロ米ドルは依然日足上昇トレンドライン下限を下抜けたままの状態が継続しており、上昇トレンドに回帰できていないため、欧州時間での値動きに警戒したい。

欧州通貨は、スイスフランが対円にて下落した。フラン円は165.458から163.832まで下落。今月安値を更新した。フラン円は昨日の下落により日足20MAのサポートラインを割り込む形となっているが、上位足の週足では、10MAが支持線として機能している。このまま日柄調整にて週足20MAラインの160円前半まで下落するのか、じっくりと観察したいところだ。

本日は、15:00に英・雇用統計、ノルウェー・GDP、18:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、21:00にブラジル・消費者物価指数と鉱工業生産、印・消費者物価指数、21:55に米・レッドブック大規模小売店売上高、26:00に米・10年債入札、翌6:05にNZ・シルクRBNZ総裁補佐の発言がある予定だ。緩やかに回復しているユーロ米ドルが上伸するのか、方向性を見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

過去の相場レポート

  1. 2024.09.19New

    欧HICP変わらず、下値を固めたユーロ円の行く末に注目か

  2. 2024.09.18New

    上値が重くなったユーロが米国時間で回復するのか静観か

  3. 2024.09.17New

    反発している米ドル円が勢力を維持するのか要注意か

  4. 2024.09.16New

    拮抗しているユーロ米ドルの方向性に注意か

  5. 2024.09.13New

    米PPI明けに下落した米ドルの下値余地を注視か

  6. 2024.09.12

    上値が重いポンドの方向性を注視か

  7. 2024.09.11

    米CPIが市場予想通り2.6%まで低下するのか急激な値動きに警戒か

  8. 2024.09.10

    米CPI前日の米ドルの値動きを静観か

  9. 2024.09.09

    弱含んだポンドが回復するのか、欧州時間での値動きに注目か

  10. 2024.09.06

    米雇用統計と要人発言にて米ドルが軟化していくのか静観か