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対米ドルで下落したスイスフランが反発するのか上昇可否に注目か

相場レポート

対米ドルで下落したスイスフランが反発するのか上昇可否に注目か

対米ドルで下落したスイスフランが反発するのか上昇可否に注目か
本日のポイント
  1. 独・消費者物価指数
  2. 加・雇用統計

前日の米国通貨は、昨日発表された米・新規失業保険申請件数が、前週の22.8万件から21.6万件に低下したにも関わらず、米ドルが弱含んだ。米ドルは147.866から147.040まで低下。さらに本日のアジア時間では146.584まで下落している。テクニカル面では、米ドル円は4時間足20MAを実体足で下抜けているため、週末の本日に米ドルの下落が継続するのか、警戒したい。

欧州通貨は、昨日発表されたスイス・8月雇用統計にて、失業率が前月の2.1%と一致したことで、スイスフランが対米ドルで下落した。米ドル/フランは0.8908から0.8940まで上昇。今週始めの4時間足10MAに沿っての上昇トレンドが継続した。しかしながら本日のアジア時間では、4時間足10MAを割り込み反落しているため、欧州時間でのスイスフランの回復力に注目したいところだ。

本日は、アジア時間の15:00に独・消費者物価指数、15:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数と、欧州時間の17:00に台湾・貿易収支、米国時間の21:30に加・雇用統計、加・第2四半期設備稼働率、22:00に米・バーFRB副議長の発言、23:00に米・卸売在庫、25:00に露・消費者物価指数がある予定だ。対米ドルで下落したスイスフランが反発するのか、上昇可否に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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