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米ドル売り・円売りとなった通貨強弱が変化するのか警戒か

相場レポート

米ドル売り・円売りとなった通貨強弱が変化するのか警戒か

米ドル売り・円売りとなった通貨強弱が変化するのか警戒か
本日のポイント
  1. 独・GFK消費者信頼感調査
  2. 米・JOLTS求人件数

前日の米国通貨は、円売り・米ドル売りの流れとなり、米ドルが対円で往って来いとなった。米ドル円は146.269から146.743の間で50pips弱の小動きとなり、方向感に欠ける展開となった。なお、時間足では20MAを跨いでの値動きとなっており、4時間足では、10MAより上位で推移している。日足ではRSIが70に達しておらずバッファがあるため、米国時間での米ドルの値動きに警戒したい。

欧州通貨は、ユーロが対円で小幅ながらに上昇した。ユーロ円は158.015から158.570まで上昇。日足ベースで20MAを割り込んでいたローソク足が、20MA上位へと回復した。4時間足では、上昇トレンドライン上限への上昇の流れが見られるため、欧州時間でのユーロの上伸性に注目したいところだ。

本日は、15:00に独・GFK消費者信頼感調査、15:45に仏・消費者信頼感指数、16:00にトルコ・貿易収支、21:00にハンガリー・政策金利と声明発表、メキシコ・第2四半期GDP、22:00に米・S&P/ケースシラー住宅価格指数、23:00に米・JOLTS求人件数、米・コンファレンスボード消費者信頼感指数、26:00に米・7年債入札、28:00に米・バーFRB副議長の発言がある予定だ。米ドル売り・円売りとなった通貨強弱が変化するのか、値動きを慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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