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指標発表の悪化にて下落している米ドルの方向性に要警戒か

相場レポート

指標発表の悪化にて下落している米ドルの方向性に要警戒か

指標発表の悪化にて下落している米ドルの方向性に要警戒か
本日のポイント
  1. スイス・KOF先行指数
  2. 独・消費者物価指数

前日の米国通貨は、昨日発表された米・第2四半期住宅価格指数が、前月の0.5から1.7%に改善したことで、米ドルが一時的に対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.0838から1.0782まで下落。時間足20MAを大きく下抜けた。しかしながらその後発表された指標にて米ドルが弱含み、米長期債利回りも低下。あっという間に昨日高値の1.0838まで上昇。最終的に1.0891まで反発した。本日の欧州時間でもユーロの上昇が見られるのか、注視したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・9月GFK消費者信頼感指数が、市場予想のマイナス24.6を下振れマイナス25.5となったにも関わらず、日本円が弱含んだことで、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は158.238から159.061まで上昇。4時間足20MAに下値をサポートされる形での上昇トレンドが継続している。米国時間でこのままユーロが強含むのか、方向性に注目したい。

本日は、16:00にスイス・KOF先行指数、17:30に英・消費者信用残高、英・マネーサプライ、18:00に欧・消費者信頼感指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:00に独・消費者物価指数、21:15に米・ADP雇用者数、21:30に米・卸売在庫、米・第2四半期GDP、米・GDPコアデフレーター、23:00に米・中古住宅販売指数、23:30に米・週間原油在庫がある予定だ。指標発表の悪化にて下落している米ドルの方向性に、十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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