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パウエルFRB議長の発言内容による通貨強弱の変化に注意か

相場レポート

パウエルFRB議長の発言内容による通貨強弱の変化に注意か

パウエルFRB議長の発言内容による通貨強弱の変化に注意か
本日のポイント
  1. 独・第2四半期GDP
  2. 米・ミシガン大消費者信頼感指数

前日の米国通貨は、米・新規失業保険申請件数が前週の23.9万件から23.0万件に低下し、市場予想の24.1万件を下回ったことで、米ドルが米国時間で最強通貨となった。ユーロ米ドルは1.0876から1.0814まで下落した。ただ、日足では200SMAを足元に控えており、サポートされる可能性があるため、米国時間での要人発言に注目したい。

欧州通貨は、欧州株式の中でも堅調だったFTSEと対照的に、ポンドが対円で下落した。ポンド円は184.771から183.965まで小幅に下落。方向感に欠ける展開となった。なお昨日はクロス円の中でも値動きが分かれ、米ドル・ユーロが上昇する中、ポンド円の下落が起こる状態となったため、欧州時間でのポンドの値動きに警戒したいところだ。

本日は、15:00に独・第2四半期GDP、16:00にトルコ・設備稼働率、17:00に独・IFO景況感指数、21:00にブラジル・消費者物価指数、メキシコ・第2四半期GDP、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、メキシコ・経常収支、23:05に米・パウエルFRB議長の発言、24:00に加・財政収支、米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言がある予定だ。パウエルFRB議長の発言内容による通貨強弱の変化に、十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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