パウエルFRB議長の発言内容による通貨強弱の変化に注意か
2023.08.25
- 独・第2四半期GDP
- 米・ミシガン大消費者信頼感指数
前日の米国通貨は、米・新規失業保険申請件数が前週の23.9万件から23.0万件に低下し、市場予想の24.1万件を下回ったことで、米ドルが米国時間で最強通貨となった。ユーロ米ドルは1.0876から1.0814まで下落した。ただ、日足では200SMAを足元に控えており、サポートされる可能性があるため、米国時間での要人発言に注目したい。
欧州通貨は、欧州株式の中でも堅調だったFTSEと対照的に、ポンドが対円で下落した。ポンド円は184.771から183.965まで小幅に下落。方向感に欠ける展開となった。なお昨日はクロス円の中でも値動きが分かれ、米ドル・ユーロが上昇する中、ポンド円の下落が起こる状態となったため、欧州時間でのポンドの値動きに警戒したいところだ。
本日は、15:00に独・第2四半期GDP、16:00にトルコ・設備稼働率、17:00に独・IFO景況感指数、21:00にブラジル・消費者物価指数、メキシコ・第2四半期GDP、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、メキシコ・経常収支、23:05に米・パウエルFRB議長の発言、24:00に加・財政収支、米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言がある予定だ。パウエルFRB議長の発言内容による通貨強弱の変化に、十分警戒したい。
過去の相場レポート
2025.12.05
対円で弱含んだ米ドルが下値を掘り下げるのか米国時間の値動きを注視か
2025.12.04
最強となったポンドが上値を伸ばしていくのか欧州時間での値動きに注目か
2025.12.03
対ユーロで弱含んだ米ドルが回復を見せるのか欧州時間での値動きに注目か
2025.12.02
対円で下落したポンドの回復余地を注視か
2025.12.01
下落した米ドル円が下値を掘り下げていくのか週始めの値動きを注視か
2025.11.28
対円で反落したポンドの回復余地を注視か
2025.11.27
対円で反発上昇したスイスフランの上伸性に注意か
2025.11.26
反発上昇しているポンド米ドルが上値を更新するのか方向性に注目か
2025.11.25
対米ドルで伸びているポンドが上値を伸ばすのか欧州時間での値動きに注意か
2025.11.24
反発上昇したポンド米ドルの上値余地を静観か
