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CPIが再び上昇した加ドルの方向性を警戒か

相場レポート

CPIが再び上昇した加ドルの方向性を警戒か

CPIが再び上昇した加ドルの方向性を警戒か
本日のポイント
  1. 加・住宅着工件数
  2. 米・FOMC議事録公表(7月25・26日分)

前日の米国通貨は、昨日発表された加・7月消費者物価指数が、前年比で市場予想の2.9%から3.3%に上昇したにも関わらず、加ドルが対円で下落した。加ドル円は108.277から107.661まで下落。時間足75MAを下回った。テクニカル的には、4時間足20MA直下に位置しており、上位足の日足では上昇トレンドライン上限からの反落基調に入っている。そのため、米国時間での加ドル円の下伸に警戒したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・8月ZEW景況感指数が、前月のマイナス14.7からマイナス12.3に改善したことで、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は158.537から159.329まで上昇。その後下落した。本日のアジア時間では上値が重く、ユーロ円は158.678付近で推移している。反落が一服し再び上昇が見られるのか、ユーロの方向性に注目したい。

本日は、15:00に英・消費者物価指数、英・生産者物価指数、18:00に欧・第2四半期GDP、欧・鉱工業生産、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に加・住宅着工件数、21:30に加・卸売売上高、米・住宅着工件数、22:15に米・鉱工業生産、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC議事録公表、29:10にNZ・オアRBNZ総裁の発言がある予定だ。CPIが再び上昇した加ドルの方向性を、十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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