米小売売上高の発表にてユーロ米ドルに方向性が生じるのか注目か

2023.07.18
- 米・小売売上高
- 米・設備稼働率
前日の米国通貨は、100を割り込んでいたドルインデックスが100台を回復したことから、米ドルが対ユーロで拮抗した。ユーロ米ドルは1.1203から1.1249の間の非常に狭い範囲でのレンジとなり、時間足20MAをまたいでの値動きとなった。なお本日のアジア時間では、ユーロが勝っており、ユーロ米ドルが小幅に上昇している。本日の米小売売上高の発表によりユーロ米ドルが大きく動くのか、方向性に注目したい。
欧州通貨は、ポンドが対円で往って来いとなった。ポンド円は日足20MAをまたいでの拮抗状態となり、180.571から182.146の間でもみ合い推移した。本日のアジア時間でも値動きは非常に乏しく、方向感が出ていないため、米国時間にかけてポンドの強弱性に変化が生じてくるのか、慎重に注視したいところだ。
本日の指標は、20:30にトルコ・住宅価格指数、21:15に加・住宅着工件数、21:30に加・消費者物価指数、加・鉱工業生産、加・原料価格指数、米・小売売上高、22:15に米・鉱工業生産、米・設備稼働率、23:00に米・企業在庫、米・NAHB住宅市場指数、米・バーFRB副議長の発言、29:00に米・対米証券投資、翌7:45にNZ・第2四半期消費者物価指数がある予定だ。米小売売上高の発表にてユーロ米ドルに方向性が生じるのか、慎重に見極めたい。
過去の相場レポート
2025.10.21
対米ドルで下落したユーロの下値余地に要警戒か
2025.10.20
対円で上昇したポンドが欧州時間で上値を伸ばすのか方向性に注意か
2025.10.17
対米ドルで上昇したポンドが伸びていくのか欧州時間での方向性を注視か
2025.10.16
最強となったポンドの勢力が維持されるのか欧州時間での値動きを注視か
2025.10.15
対円で上昇したユーロの上伸性に注目か
2025.10.14
ベイリーBOE総裁の発言内容でポンドが明確な方向性を示すのか注視か
2025.10.13
加・失業率変わらずも対円で下落した加ドルの下値余地に注目か
2025.10.10
対米ドルで軟化したユーロの下値余地に警戒か
2025.10.09
対米ドルで下落したポンドの下伸性に注意か
2025.10.08
対円で上昇し年初来高値を更新したポンド円の上値余地に要警戒か