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ラガルドECB総裁の発言によりユーロが動くのか注目か

相場レポート

ラガルドECB総裁の発言によりユーロが動くのか注目か

ラガルドECB総裁の発言によりユーロが動くのか注目か
本日のポイント
  1. 欧・ラガルドECB総裁の発言
  2. 米・NY連銀製造業景気指数

先週末の米国通貨は、数日間継続していた米ドル安が一服し、米ドルが最強通貨となったことから、米ドルが対ユーロで拮抗した。ユーロ米ドルは1.1204から1.1244の間の非常に狭い範囲でレンジ推移となり、方向感に欠ける展開となった。ただ、4時間足では依然10MAより上位に位置しているものの、日足RSIが買われすぎサインの70を超過しており、週足でもRSIが70にタッチしているため、ユーロ米ドルの調整下落に警戒したい。

欧州通貨は、クロス円が全般的に反発傾向となったこともあって、ポンド円が上昇した。ポンド円は180.211から182.280まで約2円ほど上昇。時間足200SMAラインまで回復した。上位足の日足では、20MAを実体足で上抜けており、日足RSIも反発局面となっているため、欧州時間にかけてのポンドの上昇率に注目したいところだ。

本日は、欧州時間の17:00にトルコ・財政収支、17:15に欧・ラガルドECB総裁の発言、19:00に欧・準備資産総額、20:00にブラジル・経済活動指数、21:00にフィリピン・消費者物価指数と、米国時間の21:30に加・国際証券取扱高、加・卸売売上高、21:30に米・NY連銀製造業景気指数、24:30に米・6ヶ月ビル入札がある予定だ。ラガルドECB総裁の発言によりユーロが動くのか、方向性を慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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