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ECBフォーラム明けに月末リバランスの動きが生じるのか静観か

相場レポート

ECBフォーラム明けに月末リバランスの動きが生じるのか静観か

ECBフォーラム明けに月末リバランスの動きが生じるのか静観か
本日のポイント
  1. 米・第1四半期GDP
  2. 米・新規失業保険申請件数

前日の米国通貨は、昨日開催されたECBフォーラムにて、パウエルFRB議長が「コア指数の前年比上昇率が2%まで低下するのは、2025年以降になるだろう」との見通しを示し、引き続いての利上げ姿勢を示したことで、米ドルが対円で小幅に上昇した。米ドル円は143.271から144.616まで上昇、今年高値を更新した。なお本日のアジア時間でも4時間足10 MAに下値をサポートされているため、欧州時間での値動きに注目したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・7月GFK消費者信頼感指数が、前月のマイナス24.2を下振れマイナス25.4となったことで、ユーロが対米ドルで下落した。ユーロ米ドルは1.0961から1.0897まで約70pips反落。一昨日の上昇を相殺する形となった。ユーロ米ドルは4時間足にて、すでに75MAのラインを下抜けているため、欧州時間での下伸に警戒したいところだ。

本日は、15:30に米・パウエルFRB議長の発言、17:00に欧・ECB月例報告、17:30に英・消費者信用残高、18:00に欧・消費者信頼感指数、18:30に南ア・生産者物価指数、21:00に独・消費者物価指数、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・第1四半期GDP、米・個人消費、米・中古住宅販売保留、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、25:30に英・テンレイロMPC委員の発言、28:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。月末リバランスの動きが生じるのか、通貨強弱を慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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