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月末最終日の金曜日に米ドル買いが継続するのか注目か

相場レポート

月末最終日の金曜日に米ドル買いが継続するのか注目か

月末最終日の金曜日に米ドル買いが継続するのか注目か
本日のポイント
  1. 仏・消費者物価指数
  2. 米・PCEデフレーター

前日の米国通貨は、昨日発表された米・第1四半期GDPと新規失業保険申請件数の結果が良好だったことから、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は一時的に時間足20MAを下回ったものの、すぐに切り返し、144円850付近まで上昇した。本日のアジア時間でも上昇の流れが継続しているが、日足では7日連続陽線となっている。月末最終日に米ドルが上伸するのか、注目したいところだ。

欧州通貨は、昨日発表された独・6月消費者物価指数の速報値が、前年比で前月の6.1を上回り6.4%となったにも関わらず、ユーロが対米ドルで下落した。ユーロ米ドルは1.0940から1.0860まで約80pips下落。4時間足200EMAに下値を支持される形で下げ止まった。ユーロ米ドルは、4時間足にてヘッドアンドショルダーの様相を呈しているため、米国時間にて下方向の値動きが見られるのか、警戒したい。

本日は、15:00に英・第1四半期GDP、英・第1四半期経常収支、英・ネーションワイド住宅価格、15:30にスイス・小売売上高、15:45に仏・消費者物価指数と生産者物価指数、16:00にスイス・KOF先行指数、16:55に独・失業率、18:00に欧・消費者物価指数、21:30に加・GDP、米・個人所得、米・PCEデフレーター、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。月末最終日の金曜日に米ドル買いが継続するのか、方向性を慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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