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クロス円の継続した下落が見られるのか注目か

相場レポート

クロス円の継続した下落が見られるのか注目か

クロス円の継続した下落が見られるのか注目か
本日のポイント
  1. 米・ダラス連銀製造業活動指数
  2. 加・第1四半期経常収支

前日の米国通貨は、米国市場がメモリアルデーにより休場となる中、加ドルが対ユーロで上昇した。ユーロ/加ドルは1.4603から1.4535まで下落。今月16日からの日足ボックス相場の下限に到達した。ユーロ/加ドルは、テクニカル面では週足20MA直下まで下落しており、週足200SMAを割り込むような値動きとなっている。このまま加ドルが対ユーロで上昇するのか、欧州時間での方向性に注目したい。

欧州通貨は、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は151.067から150.113まで約90pips下落。円高基調となった。ユーロ円は日足ベースにてローソク足が上昇する中、RSIが下落するダイバージェンスとなっているため、欧州時間での指標発表によりさらなる円高傾向が継続するのか、通貨強弱を慎重に注視したいところだ。

本日の指標は、16:00にスイス・第1四半期GDP、スイス・KOF先行指数、トルコ・貿易収支、21:00に南ア・財政収支、21:30に加・第1四半期経常収支、22:00に米・S&P/ケースシラー住宅価格指数、米・第1四半期住宅価格指数、23:00に米・消費者信頼感指数、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、26:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言がある予定だ。円高基調となっている中、クロス円の継続した下落が見られるのか注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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