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独・仏のCPI発表にてユーロが反発するのか注目か

相場レポート

独・仏のCPI発表にてユーロが反発するのか注目か

独・仏のCPI発表にてユーロが反発するのか注目か
本日のポイント
  1. 仏・消費者物価指数
  2. 独・消費者物価指数

前日の米国通貨は、昨日発表された米・3月住宅価格指数が、市場予想の0.4から0.6%となった米ドルが、対円で下落した。米ドル円は140.930から139.562まで下落。140円割れが定着する形となった。テクニカル面では、米ドル円は4時間足20MAを割り込んでおり、日足RSIが70オーバーからの反落基調に入っている。このまま米国時間で米ドルの下落が見られるのか、慎重に見極めたい。

欧州通貨は、欧・5月消費者信頼感指数の確報値が発表され、前月のマイナス17.4と一致したユーロが、対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.0672から1.0746まで約70pips反発。時間足20MAを上抜けた。しかしながら、本日のアジア時間では再び下落する値動きを見せているため、欧州時間の指標発表にて変化が生じるのか、注視したい。

本日は、15:00に独・輸入物価指数、15:30にスイス・小売売上高、15:45に仏・消費者物価指数、16:55に独・失業率、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:00に独・消費者物価指数、21:30に加・GDP、21:50に米・ボウマンFRB理事の発言、米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、22:15に英・マンMPC委員の発言、22:45に米・シカゴ購買部協会景況指数、23:00に米・JOLTS求人、24:05にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、25:20に米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、25:30に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、26:30に米・ジェファーソンFRB理事の発言、27:00に米・地区連銀経済報告がある予定だ。独・仏のCPI発表にてユーロが反発するのか、注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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