ミシガン大消費者信頼感指数にて米ドルが強含むのか注目か

2023.05.12
- 米・ボウマンFRB理事の発言
- 米・ミシガン大消費者信頼感指数
前日の米国通貨は、昨日発表された米・4月生産者物価指数が前年比で2.3%となり、10ヶ月連続低下となった米ドルが、対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.0997から1.0900まで100pips弱下落。日足20MAを下抜ける展開となった。ユーロ米ドルは日足RSIが70手前のダイバージェンスからの低下となっており、4時間足RSIも30までの余力を残している。米国時間での指標発表によりユーロ米ドルのさらなる下落が生じるのか、注意したい。
欧州通貨は、スイスフランが対米ドルで下落した。米ドルフランは0.8873から0.8957まで約808pips上昇。4時間足20MA上位に躍り出た。上位足の日足では、米ドルフランは20MAを上抜けての上昇となり、下値を切り上げる展開となっている。スイスフランの強さが一服し米ドルが巻き返すのか、方向性に注目したい。
本日は、15:00に英・第1四半期GDP、英・鉱工業生産、英・製造業生産高、英・貿易収支、15:45に仏・消費者物価指数、16:00に米・ボウマンFRB理事の発言、20:15に英・ピルMPC委員の発言、21:00に印・消費者物価指数、21:30に米・輸出入物価指数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、27:20に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言がある予定だ。米国時間での指標発表により米ドルが強含むのか、慎重に静観したい。
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