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米CPIにて往って来いとなったポンド米ドルの方向性を注視か

相場レポート

米CPIにて往って来いとなったポンド米ドルの方向性を注視か

米CPIにて往って来いとなったポンド米ドルの方向性を注視か
本日のポイント
  1. 英・ベイリーBOE総裁の発言
  2. 英・BOE政策金利と声明発表

前日の米国通貨は、昨日米・4月消費者物価指数の発表が行われ、コア指数が前年比で5.5%となった米ドルが、対ポンドで往って来いとなった。ポンド米ドルは1.2604から1.2679まで約70pips急騰後、上げ幅と同値をすぐに戻した。本日のアジア時間では1.2602付近にて、時間足20MAを跨いでの値動きとなっている。週足では、ポンド米ドルは200SMAまでのバッファがあるため、再び反発するのか、注目したい。

欧州通貨は、ユーロが対円で続落した。ユーロ円は148.669から147.041まで約160pips下落。4時間足20MAが上値抵抗帯となった。テクニカル的には、ユーロ円は日足にてすでに20MAを下抜けており、日足RSIが70タッチからの反落となっているため、欧州時間にて対円でユーロが弱含むのか、方向性を慎重に注視したいところだ。

本日は、16:00にトルコ・経常収支、20:00に英・BOE政策金利と声明発表、英・BOE四半期金融政策報告、南ア・製造業生産高、20:30に英・ベイリーBOE総裁の発言、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・生産者物価指数、21:45に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、米・ウォラーFRB理事の発言、26:00に米・30年債入札がある予定だ。米CPIにて往って来いとなったポンド米ドルの方向性を、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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