米国時間でのボウマンFRB理事の発言による米ドルの価格変動に警戒か

2023.04.18
- 米・ボウマンFRB理事の発言
- 欧・ZEW景況感指数
前日の米国通貨は、昨日発表された米・4月NY連銀製造業景気指数が、市場予想のマイナス18.1を大幅に上回り10.8となったことで、米ドルが最強通貨となった。ユーロ米ドルは1.0916から1.0831まで下落。4時間足では、ユーロ米ドルは75MAに下値をサポートされる形で下げ止まり、本日のアジア時間では小幅に反発している。このまま欧州時間に向けてユーロの反発が見られるのか、慎重に注視したい。
欧州通貨は、最強通貨となった米ドルに対し、ポンドが下落した。ポンド米ドルは1.2437から1.2353まで下落。時間足ボリンジャーバンドの-3σタッチで下げ止まった。ポンド米ドルは日足ベースにて20MA直下に位置しているため、日足20MAがサポートとなり反発するのか、方向性に注目したい。
本日は、アジア時間の15:00に英・雇用統計と、欧州時間の18:00独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、欧・貿易収支、20:30にトルコ・住宅価格指数、米国時間の21:30に加・消費者物価指数、米・住宅着工件数、米・建設許可件数、24:00に加・マックレムBOC総裁の発言、26:00に米・ボウマンFRB理事の発言がある予定だ。米国時間での米・ボウマンFRB理事の発言による米ドルの価格変動に警戒したい。
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