明日のECBを控え強含んでいるユーロの動向を注視か
2023.03.15
- 米・NY連銀製造業景気指数
- 欧・鉱工業生産
前日の米国通貨は、昨日発表された米・2月消費者物価指数が、前年比で市場予想通り6.0%となったことで、米ドルが強含んだ。ポンド米ドルは1.2203から1.2135まで下落。時間足20MAを挟んでの値動きとなった。4時間足では、ポンド米ドルはヘッドアンドショルダーを形成しつつあるため、欧州時間でのポンドの下落に警戒したい。
欧州通貨は、明日のECB政策金利発表を控え、ユーロが対円で強含んだ。ユーロ円は142.532から144.4044まで約180pips上昇。日足200SMAにサポートされる高値での反発となった。ユーロ円は昨日の反発により日足20MAより上位に躍り出たため、下降トレンドライン上限の145.153ラインを上抜けるのか、注視したい。
本日の指標は、16:00にトルコ・住宅販売、16:45に仏・消費者物価指数、19:00に欧・鉱工業生産、20:00に南ア・小売売上高、米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に加・住宅着工件数、21:30に米・小売売上高、米・生産者物価指数、米・NY連銀製造業景気指数、22:00に加・中古住宅販売件数、23:00に米・企業在庫、米・NAHB住宅市場指数、23:30に米・週間原油在庫がある予定だ。明日のECBを控え強含んでいるユーロの動向を慎重に見極めたい。
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