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明日のECBを控え強含んでいるユーロの動向を注視か

相場レポート

明日のECBを控え強含んでいるユーロの動向を注視か

明日のECBを控え強含んでいるユーロの動向を注視か
本日のポイント
  1. 米・NY連銀製造業景気指数
  2. 欧・鉱工業生産

前日の米国通貨は、昨日発表された米・2月消費者物価指数が、前年比で市場予想通り6.0%となったことで、米ドルが強含んだ。ポンド米ドルは1.2203から1.2135まで下落。時間足20MAを挟んでの値動きとなった。4時間足では、ポンド米ドルはヘッドアンドショルダーを形成しつつあるため、欧州時間でのポンドの下落に警戒したい。

欧州通貨は、明日のECB政策金利発表を控え、ユーロが対円で強含んだ。ユーロ円は142.532から144.4044まで約180pips上昇。日足200SMAにサポートされる高値での反発となった。ユーロ円は昨日の反発により日足20MAより上位に躍り出たため、下降トレンドライン上限の145.153ラインを上抜けるのか、注視したい。

本日の指標は、16:00にトルコ・住宅販売、16:45に仏・消費者物価指数、19:00に欧・鉱工業生産、20:00に南ア・小売売上高、米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に加・住宅着工件数、21:30に米・小売売上高、米・生産者物価指数、米・NY連銀製造業景気指数、22:00に加・中古住宅販売件数、23:00に米・企業在庫、米・NAHB住宅市場指数、23:30に米・週間原油在庫がある予定だ。明日のECBを控え強含んでいるユーロの動向を慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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