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米CPIにて米ドルが乱高下となるのか値動きに警戒か

相場レポート

米CPIにて米ドルが乱高下となるのか値動きに警戒か

米CPIにて米ドルが乱高下となるのか値動きに警戒か
本日のポイント
  1. 英・雇用統計
  2. 米・消費者物価指数(CPI)

前日の米国通貨は、米2銀行の経営破綻により米ドルの上値が重くなり、米ドルが対円で下落。最弱通貨となった。米ドル円は135.051から132.284まで約270pips下落し、1ヶ月振りの円高水準へ移行した。米ドル円は日足20MAを昨日の下落ですでに下回っており、週足でのヘッドアンドショルダーの右肩を形成しつつある。本日の米CPI発表にて、米ドルが回復するのか注視したい。

欧州通貨は、ユーロ円が3円以上の下落となった。ユーロ円は144.388から141.369まで下落。4時間足での200SMAを大幅に下回り、日足200SMAにて下げ止まり反発した。本日のアジア時間では反発しているものの、日足ベースで上値を切り下げており、下落トレンドライン内での推移へと突入したため、日柄調整後に130円台を目指す値動きとなるのか警戒したい。

本日は、16:00に英・雇用統計、16:30にスイス・生産者輸入価格、ハンガリー・鉱工業生産、17:30に香港・鉱工業生産、香港・生産者物価指数、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、20:00に南ア・製造業生産、21:30に加・製造業出荷、米・消費者物価指数、翌6:20に米・ボウマンFRB理事の発言、6:45にNZ・第4四半期経常収支がある予定だ。本日の米CPIにて米ドルが乱高下となるのか、値動きに警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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