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FOMCにて米ドルが方向性を明確にするのか静観か

相場レポート

FOMCにて米ドルが方向性を明確にするのか静観か

FOMCにて米ドルが方向性を明確にするのか静観か
本日のポイント
  1. 米・FOMC政策金利と声明発表
  2. 英・消費者物価指数(CPI)

前日の米国通貨は、昨日発表された米・11月消費者物価指数が前月の7.7%から7.1%へと大幅低下したことで、米ドルが下落した。ユーロ米ドルは1.0527から1.0673まで約140pips上昇。今年6月9日以来の高値圏へと踊り出た。テクニカル的にも、ユーロ米ドルは日足200SMAを実体足で上抜けたあと、10MAに下値をサポートされる形で上昇しているため、日柄調整後に上昇基調へと入っていくのか注目したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・12月ZEW景況感調査が市場予想のマイナス27.0からマイナス23.3となったことで、小幅に下落していたユーロポンドが往って来い相場となった。ユーロポンドは0.8560まで下落後、0.8605まで上昇。本日のアジア時間でも上昇し、0.8615をタッチした。日足ベースでは200SMAが下値サポートとなっているため、反発が入るのか注視したい。

本日の指標は、16:00に英・消費者物価指数、英・小売売上高、16:30にスイス・生産者輸入価格、17:00に南ア・消費者物価指数、19:00に欧・鉱工業生産、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に加・製造業出荷、米・輸入物価指数、24:30に米・週間原油在庫、28:00に米・FOMC政策金利と声明発表、28:30に米・パウエルFRB議長の記者会見がある予定だ。FOMCにて米ドルが方向性を明確にするのか、慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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