SNB政策金利発表にてスイスフランが動くのか注目か

2022.12.15
- スイス・SNB政策金利と声明発表
- 英・BOE政策金利と声明発表
前日の米国通貨は、米FOMCが市場予想通り0.5ポイントの利上げとなり、パウエルFRB議長の記者会見でも過度なタカ派発言が見られなかったにも関わらず、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は135.972まで上昇。時間足75MAラインまで急騰を見せたが、上昇幅は拡大せずに、本日のアジア時間でも同価格帯を停滞している。米国時間での指標発表により米ドルが上向くのか、慎重に注視したい。
欧州通貨は、本日のSNB政策金利を前に、スイスフランが対円で上昇している。フラン円は145.219から146.727まで上昇。時間足200SMAをサポートラインとして反発した。ただ、日足ベースでは20MAの直下に位置しており、方向感が定まっていないため、本日のSNB政策金利発表にて大きな動きが生じるのか注目したいところだ。
本日は、16:00にトルコ・住宅販売、17:30にスイス・SNB政策金利と声明発表、18:00にスイス・ジョーダンSNB総裁の記者会見、21:00に英・BOE政策金利と声明発表、22:15に欧・ECB政策金利と声明発表、加・住宅着工件数、22:30に米・新規失業保険申請件数、米・小売売上高、米・NY連銀製造業景気指数、22:45に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、23:15に米・鉱工業生産と設備稼働率、24:30に米・週間天然ガス貯蔵量がある予定だ。SNB政策金利発表にて、スイスフランが動くのか注目したい。
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