米CPIが市場予想の7.3%を下回るのかに要注目か
2022.12.13
- 欧・ZEW景況感調査
- 米・NFIB中小企業楽観指数
前日の米国通貨は、本日の消費者物価指数の発表を前に様子見ムードとなった。ユーロ米ドルは1.0505-1.0580の間で往って来い相場となり、ユーロと拮抗する形で終了した。なお本日のアジア時間でも方向感は明確となっておらず、米CPI発表の結果待ちといったところだ。本日発表予定の米CPIは、前年比での市場予想が7.3%となっているため、結果がこちらを下回るのか注目したい。
欧州通貨は、ユーロポンドが小幅に下落傾向となった。ユーロポンドは0.8618から0.8573まで下落しており、4時間足で75MAに上値を抑えられる形で下伸している。本日発表予定の独・ZEW景況感調査では市場予想がマイナス27.0となっているため、結果が市場予想を上回りユーロが反発するのか、注視したいところだ。
本日は、欧州時間の16:00に英・失業率、独・消費者物価指数、トルコ・鉱工業生産、19:00に独・ZEW景況感調査、欧・ZEW景況感調査、19:30に英・BOE金融安定報告書公表、20:00に英・ベイリーBOE総裁の記者会見、米・NFIB中小企業楽観指数と、米国時間の22:30に米・消費者物価指数、27:00に米・30年債入札がある予定だ。米CPIが7.3%を下回るのか、慎重に注視したい。
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