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米CPIが市場予想の7.3%を下回るのかに要注目か

相場レポート

米CPIが市場予想の7.3%を下回るのかに要注目か

米CPIが市場予想の7.3%を下回るのかに要注目か
本日のポイント
  1. 欧・ZEW景況感調査
  2. 米・NFIB中小企業楽観指数

前日の米国通貨は、本日の消費者物価指数の発表を前に様子見ムードとなった。ユーロ米ドルは1.0505-1.0580の間で往って来い相場となり、ユーロと拮抗する形で終了した。なお本日のアジア時間でも方向感は明確となっておらず、米CPI発表の結果待ちといったところだ。本日発表予定の米CPIは、前年比での市場予想が7.3%となっているため、結果がこちらを下回るのか注目したい。

欧州通貨は、ユーロポンドが小幅に下落傾向となった。ユーロポンドは0.8618から0.8573まで下落しており、4時間足で75MAに上値を抑えられる形で下伸している。本日発表予定の独・ZEW景況感調査では市場予想がマイナス27.0となっているため、結果が市場予想を上回りユーロが反発するのか、注視したいところだ。

本日は、欧州時間の16:00に英・失業率、独・消費者物価指数、トルコ・鉱工業生産、19:00に独・ZEW景況感調査、欧・ZEW景況感調査、19:30に英・BOE金融安定報告書公表、20:00に英・ベイリーBOE総裁の記者会見、米・NFIB中小企業楽観指数と、米国時間の22:30に米・消費者物価指数、27:00に米・30年債入札がある予定だ。米CPIが7.3%を下回るのか、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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