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ECBで1.0%への利上げ予想通りとなるのか注視か

相場レポート

ECBで1.0%への利上げ予想通りとなるのか注視か

ECBで1.0%への利上げ予想通りとなるのか注視か
本日のポイント
  1. 米・新規失業保険申請件数
  2. 欧・ECB政策金利と声明発表

前日の米国通貨は、ドルインデックスが109.7まで低下し、ユーロ米ドルは0.9876から1.0008まで130pipsの上昇となった。昨日の上昇で、ユーロ米ドルは4時間足での下落トレンドから脱却し、ボックス相場へと移行している。現在のユーロ米ドルは4時間足75MA直下に位置しており、方向感を模索する値動きとなっている。

欧州通貨は、本日のECB政策金利発表を控え、ユーロが上昇となった。ユーロ円は昨日141.312から144.031まで約2.7円上昇。2ヶ月振りの高値となり、本日のアジア時間でも上値を更新。144.328をタッチし、今年高値を更新した。本日のECBでは1.0%への利上げが予想されているが、欧州の上昇が止まらない物価高に対し市場予想以上の利上げを実施するのか、注目したい。

本日は、15:45に仏・貿易収支、20:00に南ア・製造業生産、21:15に欧・ECB政策金利と声明発表、21:30に米・新規失業保険申請件数、21:45に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、22:10に米・パウエルFRB議長の発言、23:30に米・天然ガス貯蔵量、24:00に米・週間原油在庫、24:45に加・ロジャースBOC上級副総裁の発言、25:00に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、27:20に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言がある予定だ。ECBでは1.0%への利上げ予想通りとなるのか、注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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